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人間勝手にならないよう

ご存知の方も多いと思いますが、去る3月8日、
森林公園内にてイノシシによる人身事故が発生しました
普段はほとんどイノシシが活動しない、午後2~3時という真昼間に起きた事故でした
遭遇された来園者のかたが次から次へ8人も負傷するという
いままでに聞いたこともないような事態でありました

イノシシは普通、昼間はめったに活動せず、
目立たないヤブのなかなどで休んだり、寝ていたりするようです
というのも、かなり警戒心の強い動物で
わたしが公園内で出会ったたときも、こちらの足音に気づき、
イノシシの方から逃げていったことがありました
猟師のかたからも、人間の匂いが着いた場所では
絶対に休んだり、寝たりしないよ、という話を聞いたことがありました

ですので、今回のイノシシは普段とは違う状態のイノシシであったと思われます
とくに手負い(ワナや鉄砲によってケガをした)や子連れのイノシシのなかには
人間と遭遇すると襲ってくるものもいると言われ、
ひょっとするとこうしたイノシシが起こした事故であったのかもしれません

ともかく、わたしたちとしては一刻も早く事故を起こした
イノシシを捕まえ、少しでも安心できる公園に戻って欲しいところですが
森林公園はわたしたち人間だけのものではありません
(所有は静岡県のものですが、考えてみればそれは人間が勝手にそう決めただけのこと)
そこに集う生き物すべてのものであるはずです
レジャーやリクレーションで来るわたしたち人間は
そこに暮らす動植物たちに比べればある意味、お客のようなものに過ぎないのかもしれません
こういうときこそ、人間勝手にならないよう判断、行動したいと思います

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三陸沖大地震5年目の日

さるぞお
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Comment

No title

2月末、里の家付近でイノシシの追いこみをしていた人に会いました。
そのようなときに怖い思いをしたりケガをして過敏になっていたイノシシかもしれませんね。

見付けられたら、「処分」されるのでしょうか?

被害を受けた方々が、また公園に訪れる気持ちになっていただけるのでしょうか・・・?

・・・・心が痛みます。

Re: No title

自分の書いたブログを読みながら
「イノシシが起こした事故」という箇所にハッとしてしまいました

イノシシはそもそも事故など起こすつもりはなかったのだろうし
「事故」などという捉え方はしょせん人間側の捉え方でしかないのでしょうから

そう考えると、捕まったイノシシが「処分」されるのはおかしな話になりますね

No title

太古の昔より自然をおそれ崇めてきた人間が、ここ100年の間に自分が一番偉いものだと
勘違いしてしまい、山や自然や、動物たちまでも全て制御できるものだと思い上がってしまう

これ以上彼らの聖域を犯してはいけないという警告だろう。但しここは公園である以上安全でなければいけないことも確かだし、お客様に怪我をさせることはもっての外である。

最近の県や市の対応は、経費削減が先立ち安全や利便性が後回しになる。

これも大きな勘違いなのだろうか?皆で良く考え直してみる時かも知れない。

Re: No title

そもそも森林公園のある森は、わたしたち人間だけのものではない、
ということに今回、あらためて気づかされました

「森林公園」という名前や概念は人間があとから勝手につけただけのことであり、
それ以前から森林公園は草木のものであり、モリアオガエルのものであり、
イノシシのものでもあったはず
わたしたち人間はそのことをふまえ、森林公園と関わらなければならないのでしょうね
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プロフィール

さるぞお

Author:さるぞお
【さるぞお】小さいころから野山がアソビ場。森の美しさに魅せられ、いまでも美しい森の姿を追い求めるおっさんロマンティストです。
【みきちゃん】森が大好きな3児の母です。森林公園内を歩き回って、自然情報を集め、バードピア館内の自然情報ボード、ブログやツイッターなどでご案内しています。

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