恐ろしい花

「マムシグサ」という植物があります。

茎にマムシのような模様が入っているので、この名がついたそうです。

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この植物は、小さな虫にとって、非常に恐ろしい植物なんです。

森林公園に多く生えるマムシグサの仲間は、「スルガテンナンショウ」です。

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4月には、淡い緑色の花が、園内あちこちで見られました。

小さなものは雄株、大きなものは雌株になるそうです。

雄花と雌花は、外見では見分けが付きません。
筒のような花の奥に、雄花は花粉がたくさんあり、雌花はめしべがたくさんあります。

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花の香りにつられて、筒の入口から入った小さな虫は、出口を求めて筒の奥で動き回ります。

雄花に入った虫の体は、花粉だらけになります。
花の下部の、花びらのようなものが合わさった部分に小さな出口があり、そこから虫は脱出するそうです。

花粉をつけた虫は、雌花にも入ります。
しかし、雌花の出口は、非常に小さく、虫は脱出が難しいそうです。
出口を求めて動き回る虫は、めしべにしっかりと花粉をつけ、最後には死んでしまう虫が少なくないようです。


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この時期は、未熟な実を、よく見かけます。

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そっと、めくってみると、力尽きた虫たちの亡き骸がありました。

DSCF8133 - コピー

虫たちにとっては、恐ろしい仕掛けですが、
動けない植物が、確実に子孫を残すためには、よくできた仕組みですね。

みきちゃん

参考図書 : 草花のふしぎ世界探検 ピッキオ編著 岩波ジュニア新書
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Comment

植物と虫。お互い無くてはならない存在なんですね。
両方大事。

Re: タイトルなし

そうですね。
これまで、うまく生き残ってきた生き物、どれも大事ですよね。
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プロフィール

さるぞお&みきちゃん

Author:さるぞお&みきちゃん
【さるぞお】小さいころから野山がアソビ場。森の美しさに魅せられ、いまでも美しい森の姿を追い求める43歳おっさんロマンティストです。森林公園開催のさまざまな自然体験プログラムを企画、実施しております。
【みきちゃん】森が大好きな3児の母です。森林公園内を歩き回って、自然情報を集め、バードピア館内の自然情報ボード、ブログやツイッターなどでご案内しています。

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